モーションとプラゴ 事業所におけるEVの導入から運用を最適化するソリューション提供に向け協業を開始
~独自のアルゴリズムを活用し、車両の稼働状況から充電スケジュールを管理~
~独自のアルゴリズムを活用し、車両の稼働状況から充電スケジュールを管理~
株式会社モーション
株式会社プラゴ
株式会社モーション(本社: 東京都文京区、代表取締役: 上杉 顕一郎、以下「モーション」)と、株式会社プラゴ(本社: 東京都品川区、代表取締役CEO: 大川 直樹、以下「プラゴ」)は、EV関連事業における共同サービス開発及びプロモーションに関する基本書合意書を2023年8月8日(火)に締結し、複数台のEVを運用する事業者等に対し、導入や運用にかかるコストから充電に必要となる電力リソースまでをトータルに最適化するソリューションの開発・提供に関して連携を開始することをお知らせいたします。
背景
日本政府は、「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた取り組みの一つとして、電動車の普及を推進しており、商業車においても電動化が進んでいます。特に複数の車両を保有する事業者にとっては、エンジン搭載車両からの移行コストのマネジメントや充電時の電力系統への負荷を抑制する適切な充電管理が必要不可欠となります。
モーションは、「最適化で社会を変革する」を経営理念とし、組合せ最適化技術を活用したEVフリート向け充電管理ソリューション「Optiev(オプティーブ)」を提供しております。「Optiev(オプティーブ)」は多数の車両を保有する企業や自治体向け、現状の車両稼働状況を分析することで、最適なEV車両やバッテリーサイズ、充電設備を推奨し、また使用電力のピークを最小限におさえる充電スケジュールを作成することで、EVシフト計画の作成をサポートしたり、EVの電池残量をもとに、独自の充電スケジュールエンジンを用いた充電器制御システムを構築しています。
プラゴは、EVを選びたくなる環境づくりをめざし、ユーザー体験の設計のもと、EV充電設備およびEVユーザー向けアプリの設計開発から、商業施設やホテル、自治体へのEV充電ステーションの導入を手がけてきました。さらに昨今の事業所における持続的なEV運用の必要性を受け、他のシステムとの連携により充電出力を遠隔制御できるEV充電器およびソフトウエアを開発しています。
協業内容
第一弾として、複数のEVと充電器を運用する事業者や自治体に向けて、車両の稼働状況、電池残量、さらに充電による電力使用量を総合的にふまえて最適化された充電スケジュールをリアルタイムで生成し、通信規格OCPP※1により充電器を制御する仕組みを構築します。
今後さらに双方のナレッジやアセットを用いることで、事業者向けのEV運用ソリューションを共同開発や提案をしていきます。
双方の強みやソリューションを活かした多角的な協業を通じて、脱炭素社会実現に向けたモビリティの電動化という社会的課題の解決に取り組んでいきます。
※1 Open Charge Point Protocol。EV充電器の遠隔制御/監視をおこなう、国際的に採択されている通信規格。
本件に関するお問い合わせ先
メールアドレス:contact@motion.co.jp
担当:和田(ワダ)